用語解説Commentary

【し】浸透圧 




浸透圧とは、溶媒と溶質の濃度差によって生じる圧力のことです。


例えば、塩分濃度の高い水(塩水)と塩分濃度の低い水(純水)を半透膜で仕切った場合、純水の水分子が塩水の方に移動しようと力(圧力)が加わります。


この時の、 「濃度が低い方から濃度が高い方へ移動しようとする力(圧力)」を 「浸透圧」といいます。


この浸透圧現象は半透膜によって高濃度の溶液と低濃度の溶液を仕切った状態で起こり、溶液の濃度が高くなるほど、浸透圧も高くなります。